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オタ話全開と親バカ日記 たまにSSも載せてみたり

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所用があって出かけたついでに映画を見て帰りました。
一人で映画館に行ったのって、生まれて初めてだったんだ!
やったよ、ママン! また一つ大人の階段を上った!

何を見たかというと、「真夏のオリオン」
TVのCMでずっと気になっていまして、日曜日に映画版の原作も読みましたので、映画の方を是非見てみたいなと。
玉木さん演じる倉本艦長が見たかったというのもあります。(特に彼のファンということではありませんが)
いわゆる戦争映画なので、興味のない人はまったく興味がないでしょうけど、感想を一言でいうと面白かったです。
この映画の元になった池上司氏の「雷撃・震度一九.五」を読みたくなりました。
つかきっと明日には買ってると思う^^

以下感想を読んでやってもいいという方、畳んだ先からどぞ。
当然、ネタバレ上等! ですからね^^
戦争を舞台にしたおとぎ話。
それが真夏のオリオンだと思いました。
玉木さん演じる潜水艦イー77艦長倉本少佐の想い人、有沢志津子が「お守り」として渡した自作の楽譜、「真夏のオリオン」
この楽譜が日本軍最後の海戦のさなか、敵艦であるアメリカ駆逐艦766号のスチュアート艦長に手に渡ります。
戦闘で傷つき海底に沈む潜水艦から、戦死した搭乗員と一緒にサイダーの瓶に入れて放出された楽譜を、766号が回収、艦長の手に渡るのですが、ここらへんがおとぎ話ですよね。
「このお守りは海には沈めないと約束したんだ」と倉本があえて放出したわけですが、小さなサイダー瓶を大海原のなか、拾われるというのはもう奇跡といってよかった。
倉本艦長のモデルになった方がいらしたという話ですが、その方が現実に映画の倉本艦長のような方だったのかは、わかりません。
そのモデルとなった方の潜水艦からは、実際は回天出撃(特攻隊の海版です)によって6名のパイロットが帰らない人となったという史実もあるようですし。(映画にも原作(映画版)にも4名の回天パイロットが搭乗していますが、彼等に倉本は最後まで出撃命令を下しませんでした)
潜水艦という閉ざされた中での戦い。
攻撃をうけ、海底に沈むイー77号。残る酸素はあと1時間ばかり。
そんな中でも冷静さと笑顔を失わない倉本。彼を支えていたのは、胸の中の志津子と「真夏のオリオン」。
一方アメリカ軍のスチュアートも、イー77号と戦い、その中で敵艦長である倉本の人となりを理解していき、彼の恋人からのものかもしれない楽譜に書かれている短文(イタリア語で書かれていました)
「オリオンよ、愛する人を導け。帰り道を失わないように」
に心を動かされいく。
絶体絶命のなか、倉本がひらめいた一案で最後の攻撃を766号に加え、浮上するイー77号。
イー77号からの攻撃により多数の死者、負傷者を出した766号はすべての砲塔をイー77号に向ける。
何の武器も持たないイー77号は、もう潜水する事も不可能。倉本の離艦命令に従わず、倉本と運命を共にしようとする搭乗員達。
そんな中、両国に戦争終結の一方が届いた。
回天で出撃できなかったパイロットは、先に特攻で散っていった仲間に顔向けができないと、倉本の背にピストルをつきつけ、このままイー77号ごと766号へ体当たりをしろという。
パイロットの心情を思えば、説得の困難さに苦しむ倉本。
そこへ766号からの発光信号が送られた。
内容は「オリオンよ、愛する人を導け。帰り道を失わないように」
この文により、パイロットは泣き崩れ、日本軍最後の戦いが終った。

64年後にスチュアート艦長の孫から倉本艦長の孫に、この「真夏のオリオン」の楽譜が送られてきます。
その時には倉本艦長もスチュアート艦長も亡くなっているんです。

戦争映画ですが悲壮感はそれ程はないし、後味も悪くない映画です。

ただ、映画を見たあとは、ぜひ原作(映画版)を読んで欲しいです。立ち読みでもいいから^^;
映画では倉本も心情やスチュアートの心情はそれ程えがかれていないので。
映画を見た後、原作を読めば面白さ倍増かと。
先に原作を読んじゃうとね、描かれていない場面がきになって仕方なくなる^^;(私がそうでした)
中津航海長は原作ではどちらかというと倉本のやり方を苦々しく思っている人で、だからこそ最後の言葉。
「艦長とご一緒できて、大変光栄でした」が光るんですよ!

では、まだ書き足りないところもあるけれど、実は眠くて仕方ないのでこのへんで^^;

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